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仮性近視と真性近視の違い
仮性近視と真性近視は違います。
仮性近視は毛様筋の過緊張のために一時的に目が悪くなる現象です。
軽い遠視がある子供が近くを見ることが多くなった時に生じます。
しかし頻度は少なく、軽い近視が始まった子供の数%程度です。
これに対して、真性近視とは、近視が進んでしまい、矯正以外
治らなくなった近視のことを言います。
遠くの物を見る時に眼を細めて見たり、
テレビを見る時に近づいて見るなどの症状が出た場合は、
近視の初期症状なので、注意しましょう。
近視・仮性近視の検査には屈折検査が用いられるのが一般的です。
屈折検査で近視がみられ、矯正眼鏡をかけて視力が1.0以上あれば
真性近視です。
調節を麻痺させる点眼薬をさして、もう一度屈折検査を行い、
屈折度が1D(ディオプター)以上遠視側(近視度が少ない方向)
に変化した場合、仮性近視と診断されます。
仮性近視と診断された場合、寝る前に調節麻痺の点眼薬を
さすことにより、寝ている間に毛様筋がリラックスさせる治療が試みられます。
このおかげで近視が改善することもあるようです。
仮性近視ではない軽度近視の始まりの場合は、
調節麻痺の点眼で近視を改善することは困難になってきますので、
早めに医療機関に相談しましょう。